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しましま体験談

28の離島へき地を経験した薬剤師みかんさんが語る、山梨県身延町の魅力「東京の新宿から高速バスで約3時間半!移住者が多いので住みやすいです」

今回は、山梨県身延町の病院で半年の勤務経験がある薬剤師、みかんさんに取材を行いました。

みかんさんは、尋常でないほど転職を繰り返されており、かつ転職先が離島へき地ばかりという、とても珍しい方ですが、なんと新卒で最初の就職先は東京都内の総合病院でした。詳しい経歴は、こちらの記事で紹介しております。

山梨県身延町は、山梨県の南部に位置する町です。東京の新宿から高速バスを利用すれば、約3時間半で行けちゃいます。

山梨県身延町の位置(Google Map)。

なぜ山梨県身延町で働くことを決めたのか? 身延町はどんなところなのか? また、なぜ身延町を出ることになったのか? そのあたりを詳しく聞いてみました。

プロフィール

みかんさん

離島へき地を尋常でないほど転々としている、40代後半の女性薬剤師。旦那さんと10歳になる双子のお子さんとは離れて暮らしていますが、休みを取って定期的に帰っているそうです。みかんさんの詳しい経歴はこちら

なんで山梨県身延町で働いていたんですか?

――山梨県身延町を選ばれたのはなぜでしょうか。

身延町で働く前は北海道(黒松内町浜中町)にいたんですけど、少し東京が恋しくなっちゃいまして……。でも、田舎に慣れすぎて、東京ではもう働けないなぁって思っていました。そのことを東京時代の同僚に相談してみたら、「身延町はどう?」と教えてもらい、それで決めました。

――山梨県身延町はどのような場所だと考えていましたか。あるいは、人からどのような場所だと聞いていましたか。

その同僚からは、「身延町は移住者も多いから仲良くなれる人もいるはずだよ!みんなが助け合っている感じの町だよ!」と聞いていました。町の人に町のことを教えてもらえそうでいいなって思いました。

給料とかってどんな感じなんですか?

――山梨県身延町に転職される際の、年収提示はどのようなものでしたか。

時給は2,500円。8時間で週4勤務(時々週3)でした。

正社員で働いてほしいと言われていましたが、前の職場で少し疲れてしまっていたので、時給で働くことにしました。正社員だと、山梨県の医大とかに出張があったり、残業も毎日平均3時間だったりする、という話でした。

――家賃補助や、転居費用の提供はありましたか?

家賃補助は2万円まで、転居費用は全額提供がありました。

山梨県身延町ってどんなところですか?

――はじめて山梨県身延町に来て、町内や職場を実際に見たときにどのようなことを感じましたか。

身延町は、山が多くて天気も良くて爽快でした。人は結構歩いていて、犬の散歩をしたり、子供たちもいたり。活気のある街だなぁって思いました。

身延駅前しょうにん通り

身延駅前しょうにん通り。画像:公益社団法人日本観光振興協会様「全国観るなび」より引用

職場に行く前に、少し、腹が立つことがありまして……。身延駅で職場の方と待ち合わせしていたんですよ。私は電車の時刻の都合上、早めに到着しました。しかし、待ち合わせ時間になっても職場の方は現れない。30分くらい遅刻して、「ごめん〜!遅れました!」という軽い謝罪で、ちょっと許せなかったです。

面接は、事務長、薬局長、看護部長、院長、総務課長とあって、こんなにたくさんの方の前で面接を行うのは初めてで緊張しました。圧迫面接みたいな雰囲気で怖かったです。面接の後半で採用が決まり、給料など待遇の話もしました。職場の見学もお願いしたのですが、「そんなことを言う人は今までにいなかった」と言われて驚きました。その後、見学させてもらいましたけどね。

職場は、普段は薬局長と助手の方の2人ですが、薬局長が休む時は他のアルバイトの方に業務をお願いしていると聞いていました。この日、薬局長は面接だったため、アルバイトの方の薬剤師がいました。そのアルバイトの方と助手の方が、仲悪いのかと思うほど会話がなく、殺伐とした空気が流れていて……。違和感はありましたが、好奇心が勝り、その時だけ忙しかったり機嫌が悪かったりしたのかもしれないし、まずは働いてみよう!と思いました。

――山梨県身延町に来て初めて気付いた、山梨県身延町でのお仕事の良いところを教えて下さい。

良いところは、移住者と知り合えるところです。病院内にも近所にも移住者がいました。最初はあまり話さなかったのですが、だんだん話すことが増えて、移住者の先輩に町のこととかを聞くことができて、住むことに対する不安は払拭できました。

――反対に、悪いところを教えて下さい。

悪いところは、職場の人間関係が悪いところです。いや、もう、本当に、良くなかったですよ!(笑)

患者さんがいて自分の仕事が成り立っているのに、患者さんを大切にしない。体が不自由な患者さんを笑ったりして、プロ意識がないです。普通に話すと楽しくて良い方々ばかりでしたが、残念でした。

役所に行っても、空いているのに人をかなり待たせていて、謝罪もないし、なんていうか、もちろんすべての方ではありませんが、プロ意識がない方が多いのかな?って思っちゃいました。

――山梨県身延町に来てびっくりしたことや、笑えるエピソード、思い出深い出来事などがあれば教えて下さい。

登山はあまり好きではないのですが、病院で登山のイベントがあったんです。約1600mの山で、それがもう、きつくてきつくて……。新人の職員は強制参加でした。人間関係が悪い中でも、話しやすい看護師さんと一緒に登りました。病院で登山をするなんて聞いたことがなかったので、びっくりしましたね。

――最終的に山梨県身延町を出られた理由や経緯を教えてください。

ちょっと、人間関係がしんどくて……。薬局長と合わなかったんです。薬局長は、薬局の中で1番年上だったんですけど、年上を理由にあまり仕事をしないんですよ。私や、アルバイトの薬剤師、助手の方に仕事を押し付けることが多くて。それがしんどくて退職しました。

読者の薬剤師さんへのメッセージをどうぞ

――その他、山梨県身延町を勤務先として検討されている薬剤師さん向けになにか伝えたいことがあれば教えて下さい。

身延町は、移住者が多くて自分も住みやすい雰囲気でした。移住者の方と話すのは楽しかったです。本栖湖っていう湖もあって、富士山を撮影できるスポットなんです。

本栖湖の逆さ富士

本栖湖の逆さ富士。(Captain76:Nikon D90+TAMRON SP10-24mm [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

薬剤師として働こうと考えている方は、病院だけではなく調剤薬局も候補にしたほうがいいと思います。病院は、今はどうなのか分かりませんが、仕事に対して一生懸命さが感じられない方が多かったです。なので、私としてはおすすめできないです。調剤薬局も候補に入れて、比較してみたほうが良いと思います。

あとがき

作成中

著者プロフィール

鈴木 裕也(すずき ゆうや)

Webディレクター、ライター。当サイト「SHIMA SHIMA」の立ち上げや、「ドラおじさんの薬剤師・転職相談室」の運営など。愛知県豊田市のスーパー山奥で育ちました。大学進学のときに上京しまして、今は東京で妻・息子4歳・娘2歳の4人で暮らしつつ、小さい会社をゆるゆる運営しています。

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