SHIMA SHIMA離島薬剤師・転職サイト

しましま体験談

28の離島へき地を経験した薬剤師みかんさんが語る、八丈島の魅力「東京から1時間!ダイビングが1年中楽しめます」

今回は、八丈島の病院で半年の勤務経験がある薬剤師、みかんさんに取材を行いました。

みかんさんは、尋常でないほど転職を繰り返されており、かつ転職先が離島へき地ばかりという、とても珍しい方ですが、なんと新卒で最初の就職先は東京都内の総合病院でした。詳しい経歴は、こちらの記事で紹介しております。

八丈島は、東京に属している伊豆諸島の中のひとつで、羽田空港から飛行機を利用すれば約55分で行けちゃいます。

八丈島の位置(Google Map)。

なぜ八丈島で働くことを決めたのか? 八丈島はどんなところなのか? また、なぜ八丈島を出ることになったのか? そのあたりを詳しく聞いてみました。

プロフィール

みかんさん

離島へき地を尋常でないほど転々としている、40代後半の女性薬剤師。旦那さんと10歳になる双子のお子さんとは離れて暮らしていますが、休みを取って定期的に帰っているそうです。みかんさんの詳しい経歴はこちら

なんで八丈島で働いていたんですか?

――八丈島を選ばれたのはなぜでしょうか。

ダイビングをしたくて選びました。前の職場(枝幸町)もその前の職場(八雲町)も北海道だったので寒くて泳げなかったんです。だからと言って、北海道から沖縄の方へ行くのはさすがに遠くて……。なので、八丈島はベストな場所だと思いました。

――八丈島はどのような場所だと考えていましたか。

八丈島は、海がとてもキレイな場所だと考えていました。商業や漁業、観光も盛んで、活気のある場所だと思っていました。

給料とかってどんな感じなんですか?

――八丈島に転職される際の、年収提示はどのようなものでしたか。

八丈島の病院で、時給2,800円でした。

人件費の予算の都合上、薬剤師は1人のみしか正社員として雇用できないそうで、既に他に薬剤師が1人いたので、私は正社員ではありませんでした。

――家賃補助や、転居費用の提供はありましたか?

家賃補助も転居費用も初めは半額の提供だったのですが、ダメ元で交渉してみたら全額提供していただけることになりました。

家は職場がいくつか候補を挙げてくれて、どれも良さそうな感じで迷いましたが、2LDKの家に決めました。職場から近いので良かったです。

八丈島ってどんなところですか?

――はじめて八丈島に来て、島内や職場を実際に見たときにどのようなことを感じましたか。

八丈島に行くのに、船に10時間近く乗らなきゃいけないと思っていたのですが、なんと、羽田空港からの飛行機に乗って約1時間で到着するんですよ!なので、とってもラクでした。八丈島に着くと海の香りがして、行く前にイメージしていたように人も歩いていて活気に溢れたような雰囲気でした。

病院で話を伺うと、患者さんは島民だけでなく観光客もいて、1日100人以上が来院されるということでした。病院自体は、患者さんが多い割には、新しくもなく、広くもなく狭いくらいでした。

薬剤師は1人いて、八丈島で働いてまだ半年、社会人経験も3年と短い方でした。この方が、かなり問題のある方で、社会人としてのマナーがなっていなくて、働いている間にいろんな出来事があり困りました……。

――八丈島に来て初めて気付いた、八丈島でのお仕事の良いところを教えて下さい。

八丈島では、ダイビングを楽しめました!職場の医師、技師さん、看護師さんにダイビングできるスポットを教えてもらったり、一緒に行ったりしていました。魚介類が多くて、美味しい食事をすることもできました。私は、海も、泳ぐことも、魚も好きなので、最高でした!

――反対に、悪いところを教えて下さい。

物価がとても高いです。引くほど高いです。東京では150円程度のものでも、300円近くの値がついていたりしました。私が覚えているものだと、ほうれん草が350円、ウィンナーは2袋600円、という感じで、高すぎるので買いませんでした。魚だけは安いので、魚ばかり食べる日が続くことが多かったです。

――八丈島に来てびっくりしたことや、笑えるエピソード、思い出深い出来事などがあれば教えて下さい。

八丈島の観光客の多さにびっくりしました。空港はもちろん、スーパーや病院、道を歩いていても、どこにでも観光客がいました。こんなに観光客が多いのは、やっぱり東京から近いからでしょうか!?

観光客は病院にもよく来ていたのですが、お酒を飲みすぎて失敗してしまったとか、怪我や風邪とかで来院されてました。観光客は旅行で来ているからか、妙にテンションが高いんですよね。本当はやめていただきたいのですが、病院でも写真を撮ってる方が多くて……。観光客が多すぎて離島な感じは味わえませんでした。

――八丈島では車は必要でしょうか。また、普段どこで買い物されていましたか。

車が無いと買い物をする時も、体調を崩して病院に行く時も大変です。八丈島での生活を楽しむために、海に行ったり山に行ったり、観光名所をまわったりするのも大変です。車が無くても生活することは可能かもしれませんが、生きていく上でとても必要なものだと思います。

買い物は、スーパーあさぬまです。古くなくてキレイな感じのスーパーです。私が住んでいた頃は値段がけっこう高かったのですが、今は少し値下げされたのか以前よりも買いやすくなっています。果物もお肉も比較的何でも揃いました。お惣菜もありますが、観光客に重宝されるのかすぐに売れてしまいます。早い者勝ちです。

――最終的に八丈島を出られた理由や経緯を教えてください。

仕事が意外と忙しかったです。1日100人以上が来院すると聞いていたので覚悟していましたが、思ったよりも忙しかったです。残業は月50時間くらいしていました。

また、もう1人の薬剤師が若くて経験の浅い方で、社会のマナーがなっていないというか、遅刻したり、仕事中にあくびしたり……注意しましたが改善が見られませんでした。

読者の薬剤師さんへのメッセージをどうぞ

――その他、八丈島を勤務先として検討されている薬剤師さん向けになにか伝えたいことがあれば教えて下さい。

八丈島は観光客が多すぎるので、人が少ない離島のイメージを求めている方には向いていないと思います。中にはマナーの悪い観光客がいて、ゴミをポイ捨てしたり、大声で騒いだり、写真を撮りまくったり、車が来ているのに平気で道路を渡ったり……そういうのを見ていて嫌な気分になることもありました。

ですが、八丈島には多くのダイビングスポットがあったり、泳げなくてもキレイな海を見るだけでも癒されたりするので、自然に関してはとても良い場所です。また、便数は少ないのですが、東京にも飛行機で約1時間で行くことができてしまうので、便利な場所だと思います。

薬剤師として働くには、残業は覚悟したほうが良いです。仕事は全然スローライフではないです。仕事がある日は趣味などをする時間はないと思っていたほうが良いです。仕事の日はガッツリ働いて、休日はゆっくり休む、というスタイルでした。

あとがき

作成中

著者プロフィール

鈴木 裕也(すずき ゆうや)

Webディレクター、ライター。当サイト「SHIMA SHIMA」の立ち上げや、「ドラおじさんの薬剤師・転職相談室」の運営など。愛知県豊田市のスーパー山奥で育ちました。大学進学のときに上京しまして、今は東京で妻・息子4歳・娘2歳の4人で暮らしつつ、小さい会社をゆるゆる運営しています。

キャリア相談のご案内

  • いまの自分におすすめの離島へき地を知りたい
  • 引越し代や面接時の交通費を会社負担にして欲しい

このようなニーズをお持ちの薬剤師さんはぜひ、「しましまワークスLINE@」までお気軽にご連絡ください。経験豊富な専属アドバイザーが、あなたの知りたいことに全てお答えします。(しましまワークスについての詳細はこちら

LINE転職相談をする

現地視察で得た情報をお伝えします!